年上同期の独占愛~ずっと側に
事情は分かった。しかし、この先立花さんは大丈夫なのだろうか。林君のことは諦めた様子がないし、この先も付きまとわれたりしたら、と思うと気が気じゃない。
「萌々ちゃん、ごめんね。もう萌々ちゃんのこと傷つけないって約束したのに、俺のせいで嫌な思いさせてごめん。」
「・・・大丈夫だよ。林君のせいだけじゃないし。まさか林君だって立花さんがこんなことするなんて思わなかったでしょ?」
「うん。。一昨日、橋本さんが職場まで来て、この話教えてくれたんだけど、萌々ちゃんがかなり傷ついた様子だったって心配してたんだ。俺の名前だして一方的に攻め立ててたって。萌々ちゃん一切言い返さずただ辛そうにしてたって。
立花さんのことは俺の責任だよ。昨日、少し話したけど、もう一度ちゃんと話するから。
本当にごめん。」
その日は、そのまま林君と別れた。
これからどうなるのかは分からないが、しばらく林君と二人で出かけなほうがいいかもしれない。
誘われば嬉しかったし、新しい映画が公開されると、林君が好きそうだな、今度誘おうかな、と思ったり、自分の生活の中で林君の存在が大きくなっていた。しかし、亮の時のように、他の女性が頭をチラつき、会っていたのではないかと疑い、責めて、お互いが嫌な気持ちになってまで一緒にいるべきではないと思う。
亮と付き合っていた時は、結婚の話をどうするか決めなくてはならなかった。家のこともあった。私は自分が元々我儘な性格であることも自覚しているし、亮との付き合いのなかで、その我儘を抑えることは全くしてこなかった。はっきり言って我儘し放題だだ。その我儘を受け入れてくれる亮のことが大好きだった。
だから最後まで、私は亮に対して我儘を押し通し、本当のことを知りたくて責め続けて終わってしまった。浮気されたことに恨みもあるし許せない気持ちも大きいが、ずっと我儘に振舞ってきた自分に後悔もある。亮の優しさに調子に乗ってしまったままだった。
そんな恋愛に慣れきっていた私が、今林君と付き合ったとしてもうまくいくわけがない。立花さんのことも、不安だらけだ。林君のことが好きとか以前の問題だ。
「萌々ちゃん、ごめんね。もう萌々ちゃんのこと傷つけないって約束したのに、俺のせいで嫌な思いさせてごめん。」
「・・・大丈夫だよ。林君のせいだけじゃないし。まさか林君だって立花さんがこんなことするなんて思わなかったでしょ?」
「うん。。一昨日、橋本さんが職場まで来て、この話教えてくれたんだけど、萌々ちゃんがかなり傷ついた様子だったって心配してたんだ。俺の名前だして一方的に攻め立ててたって。萌々ちゃん一切言い返さずただ辛そうにしてたって。
立花さんのことは俺の責任だよ。昨日、少し話したけど、もう一度ちゃんと話するから。
本当にごめん。」
その日は、そのまま林君と別れた。
これからどうなるのかは分からないが、しばらく林君と二人で出かけなほうがいいかもしれない。
誘われば嬉しかったし、新しい映画が公開されると、林君が好きそうだな、今度誘おうかな、と思ったり、自分の生活の中で林君の存在が大きくなっていた。しかし、亮の時のように、他の女性が頭をチラつき、会っていたのではないかと疑い、責めて、お互いが嫌な気持ちになってまで一緒にいるべきではないと思う。
亮と付き合っていた時は、結婚の話をどうするか決めなくてはならなかった。家のこともあった。私は自分が元々我儘な性格であることも自覚しているし、亮との付き合いのなかで、その我儘を抑えることは全くしてこなかった。はっきり言って我儘し放題だだ。その我儘を受け入れてくれる亮のことが大好きだった。
だから最後まで、私は亮に対して我儘を押し通し、本当のことを知りたくて責め続けて終わってしまった。浮気されたことに恨みもあるし許せない気持ちも大きいが、ずっと我儘に振舞ってきた自分に後悔もある。亮の優しさに調子に乗ってしまったままだった。
そんな恋愛に慣れきっていた私が、今林君と付き合ったとしてもうまくいくわけがない。立花さんのことも、不安だらけだ。林君のことが好きとか以前の問題だ。