渇愛の姫
「…だから結愛ちゃん、結雅を信じて待っててやって欲しい。」
結雅が蒼空を副総長に選んだ理由、すごくわかる。
私が支えるなんて蒼空は言ったけど、結雅が支えられてるのは蒼空達。
仲間の人達にも結雅は支えられてるんだ。
「わかった。…ごめんね、蒼空。」
何度だって助けられた。
そしてこれからもきっと何度だって助けられる。
けどこの人たちは、
「大丈夫だよ。」
これからもきっと、こうやって笑ってくれるから。