渇愛の姫


「久しぶりだね。また綺麗になってる…」


倉庫を出てすぐ、私の目の前に現れた赤髪の男。


「………」

その後ろには、黒服の男が2人。

逃げようと考える思考すらバカバカしく感じさせられる。



「どうしたの?迎えに来てと君が言ったんじゃないか。…僕の脅しに怯えて。」




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