渇愛の姫



「だっさ。」


鏡に映ったジャージ姿が絶妙にダサい。



けどまぁ、あんな真っ白な制服着てられないし…あと髪もどうにかしなきゃ。




「寒っ…」


水道で濡らしたタオルで白い粉を落とすと、寒気がした。








「少しだけ寝よ。…少しだけ」



元々うとうとしてたからか、寝ようと決めてから眠りにつくのにそう時間はかからなかった。








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