渇愛の姫


「わかった。」


野外よりかはホテルがマシ。

無理矢理より、嫌でも頷いた方がいい。



嫌悪感を抱きながら、この男が満足したら帰ろう。




「やったね。さすが結愛ちゃん」


なにが流石なんだか。


…まぁいいや。



「お、ヤル気になったの?」


少し早足になると男を勘違いさせたみたい。


私はただ早く済ませて帰りたいだけなのにね。





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