俺の好きなのは,,,
「あぁー眩しい,,, 」もう朝か,,,お母さんは出張だったので家には誰もいなかった,,,学校行かなきゃ,,,行きたくないけど行かなきゃ,,,
重い重い足を無理やり動かして準備をした。今日は準備に1時間もかかった,,,

いつもよりしーんとした通学路を歩いていると後ろからトン!と肩を叩かれた!

「ひゃ!」何!後ろを振り返ると

「あっ!昨日転校してきた子!」

「あっ!ごめん人違いだった?,あれ?目赤いよ,,,泣いてた?」

「えっ?」
目赤い,,,泣いてた,,,

「やっぱりそうか!何があったの?私で良ければ聞くよ!」

「えっ?いいの!」

「もちろん」
それから今まであった事を説明した,,,
告白した事、裏切られた事、泣いた事,,,全部説明した,,,美穂ちゃんだったっけ?とりあえずこの人には分かって貰えそうな気がしたからだ。

「そうか〜じゃあ優馬君だったっけ?と上手く行くしかないんじゃない?」

「やっぱりそうか,,,」

「私応援してるから!私も虐められてたからなんだか分かるんだぁー
今は人の意見なんかどうでもいいけどね,,,」
やっぱりそうだったんだァ,,,だから分かって貰える!そう思ったんだあ,,,

「ありがと!頑張る!」

「じゃあ私何かここで待っとけって言われたから,,,」

「えぇー!大丈夫!誘拐!?」

「笑ちがうよー知ってる人だよ!」

「あぁー良かった!じゃあまた教室でね!」

「うん!バイバイ!」
美穂ちゃんは元気よく手を振った,,,
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