王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
門限に厳しい私にとって、これほど嬉しいことは無かった。
今日はとことん楽しんで、ちゃんと詩音先輩に気持ちを伝えたい。
そして今日を迎えたんだけど…。
選んだ服が詩音先輩の好みと合っているのかわからなくて、ずっと不安になっている。
白いレースのインナーにアイボリー色のカーディガンを羽織って、薄いピンクのショートパンツを合わせた。
靴は少し厚底だけど、歩きやすくて可愛いストラップシューズを履いたから靴擦れの心配もないと思う。