王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


詩音先輩には感謝してもしきれないくらいの幸せをもらっていて、それに対しての「ありがとう」は言っても言い足りない。




どうすれば返せるのかな…と、答えは相変わらずわからないままだ。




「…ここにいてもあれだから、とりあえず入場しようか。芙羽梨がやりたいの全部やろう」




多くの人が集まっているゲートを指さした先輩に頷いて、そのままパーク内へと足を踏み入れた。




「…すごい、中はもっとキラキラしてますね…」




開演時間と同時に入ったけど、それでも人はたくさんいる。

< 260 / 438 >

この作品をシェア

pagetop