王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
またして欲しいとは思ったけど、そんなに続けては無理っ…!
「大丈夫ですっ…!気をつけます!」
「うん、それでよし」
私の大きい返事に満足したみたいで、いつもの笑顔が戻った。
「…あ、もうこんな時間…」
今何時だろう…と思ってチラリと時計を見ると、8時を回っていることに気がつく。
「…ほんとだ。じゃあ、お風呂入って寝よっか」
「えっ……?」
詩音先輩が当たり前のように言った言葉に驚き、思考が止まる。