王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
私的にはバッチリ!と思ったけど…。
もっと綺麗な服装で来た方が良かったかもしれない…。
自分の選択を後悔していると、詩音先輩は真顔でこちらを見ていた。
いつもなら笑って「大丈夫だよ」って言ってくれるのに、今日は何も言われないどころか、真顔…?
ど、どうしようっ…?やっぱりダメだったのかな……っ。
不安になって詩音先輩を見れずにいると、突然詩音先輩の匂いに包まれた。
「し、しおんせんぱ…っ」
「ごめん、我慢してたのが一気に吹っ飛んだ」
「ヘ……我慢…?」