王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】
王子様とホントの気持ち
ーザザーン
車を走らせて約30分。
車から見えてきたのは、夕日に染ったオレンジ色の海。
ここは…砂浜…?
「到着いたしました」
「ご苦労さま。芙羽梨、行ってみよ」
「あっ…はい…っ!」
なんで海なんだろう…?詩音先輩海好きなのかな…。
それにしても…
「綺麗…」
真っ赤な夕日に照らされて、水面がキラキラしてる。