好きな人に好きって言われすぎて困っています!
「………彩奈ちゃん、椿姫ちゃん、そろそろ授業始まるよ?」
私達の会話が終わりそうな時、神谷が少し高めの声で話しかけてきた。
「あ、ほんとだ!じゃあ、また後でね、光星くん!………彩奈も」
私だけ嫌々付け足したみたいなんですけど………。
「うん。また後でね!」
さすがチャラ男。にっこり笑顔で手を振ってる。
「彩奈ちゃんも、また後でお話しようねー」
っ………!や、やっぱりキュンとしちゃうよ………。神谷、かっこよすぎなんだよ!
「………嫌に決まってんでしょ」
いつもみたいに、冷たく言い返す。素直になりたいけど、素直なことを言うのって結構恥ずかしいんだよね………。
「えー?彩奈たんがいやでも、席が隣なんだからすぐ捕まえられるよ?」
つ、つつ、捕まえる!?
「な、何バカなこと言ってんの!」
捕まえるって、どんなふうにだよ!って、もしかして私、変な想像してた!?
「フフッ。やっぱ可愛いね、彩奈たーん」
っ………!く、悔しい!悔しいけど、可愛いって言われて少し喜んじゃったよ!そりゃあ、好きな人に可愛いなんて言われたら喜ぶのは当たり前だろうけどさ………。
「彩奈たんやめてって言ったでしょ、気持ち悪い」
喜んでるなんてバレたら、なんて言われるか………!
「あーれー?彩奈たん、顔赤いですねー?もしかして、俺が可愛いって言ったから照れちゃった?」
な、なんでわかるんだよ!てか、そっちの言い方のほうが可愛いっつの!
「ば、バカ。誰があんたなんかに可愛いって言われただけで照れるか。そ、それより授業始まるよっ」
た、助かった………。今、先生が来てなかったらもっと追求されてたよ………。はぁー。好きって言えないの、辛いなぁ。
私達の会話が終わりそうな時、神谷が少し高めの声で話しかけてきた。
「あ、ほんとだ!じゃあ、また後でね、光星くん!………彩奈も」
私だけ嫌々付け足したみたいなんですけど………。
「うん。また後でね!」
さすがチャラ男。にっこり笑顔で手を振ってる。
「彩奈ちゃんも、また後でお話しようねー」
っ………!や、やっぱりキュンとしちゃうよ………。神谷、かっこよすぎなんだよ!
「………嫌に決まってんでしょ」
いつもみたいに、冷たく言い返す。素直になりたいけど、素直なことを言うのって結構恥ずかしいんだよね………。
「えー?彩奈たんがいやでも、席が隣なんだからすぐ捕まえられるよ?」
つ、つつ、捕まえる!?
「な、何バカなこと言ってんの!」
捕まえるって、どんなふうにだよ!って、もしかして私、変な想像してた!?
「フフッ。やっぱ可愛いね、彩奈たーん」
っ………!く、悔しい!悔しいけど、可愛いって言われて少し喜んじゃったよ!そりゃあ、好きな人に可愛いなんて言われたら喜ぶのは当たり前だろうけどさ………。
「彩奈たんやめてって言ったでしょ、気持ち悪い」
喜んでるなんてバレたら、なんて言われるか………!
「あーれー?彩奈たん、顔赤いですねー?もしかして、俺が可愛いって言ったから照れちゃった?」
な、なんでわかるんだよ!てか、そっちの言い方のほうが可愛いっつの!
「ば、バカ。誰があんたなんかに可愛いって言われただけで照れるか。そ、それより授業始まるよっ」
た、助かった………。今、先生が来てなかったらもっと追求されてたよ………。はぁー。好きって言えないの、辛いなぁ。