美術室のユーレイ




サーーーーーーーッ



辺りの雰囲気が一瞬にして変わった。


「ええ!どうなってんの!」


空は紫に染まり、木は枯れ果て、校舎はボロボロになっている。


「なに…これ」


私は力なくへなへなとその場に座り込んだ。


ここ…どこ。


学校じゃ…ない。




「ハーイ、アリガトサン」


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