美術室のユーレイ



すると背後から突然声が聞こえてきた。


「わぁっ…!!」


私は反射的に立ち上がり、振り返った。


するとそこには



長いマントに鋭い牙


ヴァンパイアのような男が立っていた。



…いや、浮いていた。



「あ…ぁ…」


驚きすぎて声が出なかった。


悲鳴も出ない。


この人は…一体…。



霊…だよね。まさか悪霊…?

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