流れ星にくちづけを
私は和に言われるがまま最上階の屋上に!



和「ほら!」



千歳「すごーい………!」



和「33年に一回の流星雨だって!もっと前で見てみろよ!ほら!」



千歳「へ?」



和「へ? じゃねぇーよ 手っ!おまえ高いところダメだろ」



もう高いところなんて平気だけど…



千歳「うん。」



和「すごいよな、生きてるうちに2、3度しか見れない光景だよ」



和「ちとせに見せれてよかった!」



千歳「…何 急にまじめに…」



高いところなんてもう怖くない



けど……この手を離すのが



怖くてしかたない……。
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