流れ星にくちづけを
第三章
千歳の家ーーー。



千歳の母「あんた土曜日だからって寝ぼけすぎじゃない?お昼から部活でしょ?」



テレビをぼーっと眺めてホットココア飲んでる私にママが話しかけてきた。



テレビの声「昨日は実に記録的な流星雨となりました。」



千歳の母「そういえば今朝和君に会ったわよ」



千歳「和らに⁉︎」



千歳の母「そうそうママびっくりしたぁー、あの子倉永高校の寮に入るんだってね
今日手続きがあるって中学校の先生のとこ行ってたわよ」



【バタンッ‼︎】



千歳の母「ちとせ⁉︎」



待って、ちとせはまだ和にひとつもほんとのこと言ってない。



回想の姪華「余裕かましてる場合じゃないんじゃない」



余裕なんかいつもない



ギリギリまであなたが好き



千歳「和!」



.
< 23 / 25 >

この作品をシェア

pagetop