流れ星
「ねぇ、マイは彼氏いるのぉ?」
リエちゃんが私の顔をのぞきこんできた。
『今はいないよぉ。りえちゃんは彼氏いるの?』
「うんっっ♪いるよぉ。高校時のバイト先にいた大学生なんだけどね。」
『いいなぁ!私も大人な彼氏を見つけるんだぁ♪ショップ店員って出会いあるのかなぁ〜』
にやけてる私の顔を見てたかちゃんが
「マイは黙ってれば可愛いんだけどなっ」
『はっ!失礼な!まだたかちゃんと出会ったばかりなのに何がわかるのよ!もしかしたら超女っぽいかもよぉ〜』
「それはないな!オレの経験からみてマイみたいなタイプが女っぽいはずがない!まず色気かない!なぁ?」
そう言ってたかちゃんはよっくんとまぁくんの顔を覗きこんだ。
「そんな事ないよ。マイは元気があっていいよ。」
とフォローするまぁくん。「色気はないけどな。」
って苦笑いのよっくん。
『結局色気が無いって事じゃん!いい女になってやるからねっ!』
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