流れ星
私たちは自分の事をどれくらい話しただろう。
出会ったばかりなのに、前から知っていた人と話すかのように心を開いて話した。
いつの間にかこれから先の不安も消えていた。
入社式でここまで仲良くなれた同期ができて、これからの私の社会デビュー生活が楽しみになった。
“いよいよ明日からは店舗に配属だ!”
高鳴る気持ちを抑えて私たちはそれぞれ帰る事にした。
「じゃぁ、また明日な」
『うん。明日ね!ばいばーい』
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