Ecology

連｢････由愛、嘘ついたっすね。｣
由愛｢え･･｣
走輔｢結局由愛かよ～｣
範人｢なんだぁ由愛ちゃんか｣
軍平｢ったく子供は･･｣
連｢･･どうして嘘ついた?｣
由愛｢････｣
早輝｢連、やめたげなよ。まだ小３の子よ。このくらいしかたないじゃない｣
連｢答えろって言ってるんすよ｣
由愛｢････連に嫌われたくなかったんだもん!!｣
連｢･･･。言っておくけど、俺が嫌いなのは、嘘をつく人だ。｣
由愛｢････｣
早輝｢ちょっと!連!!由愛ちゃん泣いてるじゃない!｣
連｢人は誰だって失敗はするんだ。
　　それを認めて改めていけばいいんだよ。｣
由愛｢･････連･･･｣
連｢だから、みんなに謝ってくれ。｣
由愛｢････。｣
　　　｢み･･みんなごめんなさい･･｣
連｢もう嘘はつかないように｣
由愛｢･･うん･･･。｣
走輔｢連･･いい事言うじゃねーか!!｣

その後。

早輝｢由愛ちゃんもう帰るの?｣
由愛｢うん。ママが元気になったんだ。｣
走輔｢よかったな!｣
由愛｢･･お世話になりました。｣
範人｢なんだよ~急に改まって｣
軍平｢最初からそうしてくれ｣
由愛｢連。｣
連｢ん?｣
由愛｢由愛、次会うときにはいい子になってるから。｣
連｢うん。｣
由愛｢だから結婚してくれる?｣
連｢え･･｣
走輔｢おい、なんか言ってやれよ!｣
早輝｢女の子の気持ちもてあそばないでよね｣
軍平｢女に告白されるのなんて初めてだろ｣
範人｢ﾋｭ~｣
連｢･･･由愛より素敵な人が現れなかったらね。｣
由愛｢うん！｣

そうして由愛は帰ったのである。