Ecology
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軍平「お前が安達か」
安達は、福田とすごいラリーをしていた。
安達「どこの人やぁ?お前さん」←関西弁
軍平「炎神中の石原軍平だ」
福田「忘れっからメモっちゃーわっ」←栃木弁
安達「あーさっき小椋としゃべってた」
軍平「おまえ小椋のことどう思ってんだ」
安達「どうって・・普通にあかるくてかわいいなぁって思っただけやけど?」
軍平「それだけか」
安達「なんやねん、おまえさん・・
  まさか小椋のこと好きっちゅーワケか?」
軍平「それはお前だろ。」
安達「話はそんだけか?んじゃ練習再開~」
福田「いしけぇ奴んさぁ」
軍平「・・・・・。」


軍平「だめだだめだだめだ――!!!」
一同「ビクッッッ」
杏稀「どうだった?」
軍平「あいつ、第一印象でなんとなく
  好きになっただけだ!!!」
杏稀「まじ」
結樺「最悪。やっぱり先輩にしやぁ!」
杏稀「そぉかなぁ・・・」

すると

「キャー安達く~ん!」
「卓球うまいね~!」
他の部活の女子の声が・・。
安達「そんなもんじゃないで~」
美羽「安達君、モテるんだ」
杏稀「どこかの俳優似だから」
軍平「じゃぁその先輩は?」
杏稀「んーモテてると思うよ」
連「それは大変ッスね・・」
結樺「卓球部の男子は、モテてるの多いよ」
??「そうやっけ?」
杏稀「ぅわぁ!いつの間に」

そこに現れたのは、
真面目だけれどマイペースで
男好きでひそかに周りから噂されてる
大前佳代さんだった。
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