僕に初めての感情を君が教えてくれた。
お・ま・け♡
お・ま・け♡
~摩耶、初めてのおねだり~
~摩耶side~
皆さん、こんにちは!摩耶です!いつもは、政宗くんからおねだりをされることが多いのですが、今回は私から初めてのおねだりをしてみたいと思います!!
「あの~政宗くん?お願いがあるんだけど、ちょっと聞いてくれる?」
「うん!いいよ!摩耶のお願いなら、何でも叶えてあげる。言ってごらん?」
うん。政宗くんは、上機嫌である。なぜなら、なにを隠そう政宗くんは、私を後ろから抱き締めているからである。絶賛、私の髪を後ろから弄んでいる。
「あっ!でも、待って!抱きしめるのやめてとか、私の髪を弄ばないでとかはなしね。」
政宗くんは、真剣に言っている。
「違うよ。あの、政宗くんのお家に遊びに行きたいだけど、遊びに行ってもいいかな?」
私が政宗くんの顔を見ながら言うと、政宗くんは、ぽかーんと口を開け、固まってしまった。私は、心配になって声をかけると、政宗くんのひとりごとが始まった。
「えっ?今、何て言ったの?摩耶が僕の家に遊びにくる?えっ~!!マジか!マジなんなの?僕の彼女、可愛すぎでしょ!遊びに来てほしい!なんなら、家に泊まってほしいし、そのまま閉じ込めて、僕だけの摩耶にして結婚したいんだけど。」
「政宗くん大丈夫?」
「うん!遊びに来て!というか家に泊まって!そして、そのまま家に住んでもいいよ。」
「うん!わかった。じゃあ、家に
行くね!」
「うん!じゃあ、金曜日に!」
そうして、いつの間にか政宗くんのお家に遊びに行く話から、政宗くんのお家に泊まる話になった。