私の太陽は?
前田「えー。皆さん、今日1日お疲れ様でしたー!伝達ミスもあったけど、なんとか乗り切ることができました! ラスト、余りの具材でパーティしましょ〜!」
原田「俺作るんで、欲しい人ゆーてくださいね!」
莉奈「私も作る役にまわるし!智萌、教えてよ!」
莉奈は原田君の腕を叩いた
私は疲れたので教壇に座ることにした
原田「………先輩。お疲れ様です。」
原田君はたこ焼きたこせんを私にくれた
瑞稀「あ、ありがとう!」
私は受け取った
原田「すっごい楽しかったです!!」
そう言うと笑顔で調理場に戻った
よかった……!
ドスッ
瑞稀「……?」
輝斗が1人分あけて私の隣に来た
ススススーピタッ!
輝斗が隣に……!?
瑞稀「キモッ!!」
私は慌てて離れた
輝斗「キモは酷くない!?」
瑞稀「……驚いただけや、たこせんからたこ焼き落ちるって。」
輝斗は私のたこ焼きを食べた
瑞稀「あぁ〜〜!!私、たこ焼き好きやのにぃ!」
輝斗「口のなかにあるやつあげようか?」
アイドルの言うやつか!
瑞稀「……そーいうの。無理。」
私はそっぽを向いて、食べ始めた
輝斗「…ごめんやん。」
輝斗はうずくまった
瑞稀「うそうそ……嘘ちゃうけどこれあげるし。」
私はたこ焼きたこせんをあげた
輝斗「え?」
瑞稀「……お茶、お茶飲みたいの。たこ焼き濃いっ!」
私はたって、教室をでた
──
ガララ
私は3-3の教室をあけた
誰もいないようだ
瑞稀「お茶お茶……。」
私はカバンを探した
ガタッ!!
瑞稀「……!??」
なに!?
平野「あ……。」
平野君はペコとお辞儀をした
瑞稀「あ、平野君。上でパーティしてるよ?」
平野「いい。楽しんで。」
平野君は下を向き、勉強をし始めた
瑞稀「そう……。」
私はお茶をもって教室をでた
誘ってあげれば……ううん、何も無い