私の太陽は?
前田「みんな、フィールド発表の前に団長の紹介があるねん。そのあとに俺がせーのって言うから続けて、輝斗〜!って叫んで欲しい。OK?みんなに伝えていって!!」
前田君は後ろに伝えるようジェスチャーした
桜「私たち1番前とれたのは神!!」
莉奈「1番近くでイケメン団長を眺められるからね!!」
瑞稀「うん!」
やっぱりみんな輝斗をイケメンや思うもんね…
司会「3-3のプリンス、飯田〜輝斗〜!!この笑顔でみんなの心を撃ち抜くぜ〜!!」
前田「せーの!」
みんな「輝斗〜!!」
輝斗は観客席に向かって手で撃ち抜きポーズをした
みんな「キャ──!!」
瑞稀「すご……。」
みんなもそうだし、それに応える輝斗も
なんか遠い人みたい……
司会「それでは始めましょう〜、タイトルは『舞』。」
──
一人一人が輝き
放たれる笑顔
中盤には春奈ちゃんと輝斗を皆が映えさせ
2人は中心で 恋人 のように舞う
終盤 皆が円を描き
向日葵のような花を描く
最後、向日葵の真ん中で
輝斗が私たちの方に手を伸ばす
とびきりの笑顔で……
私の目から涙がこぼれた
桜「感動や…すごい……すごいよ!」
莉奈「全然緊張を感じさせない舞!」
麻衣「団長がイケメンすぎて〜!」
麻衣ちゃんが撮った写真をみている
前田「これ、優勝いけるよ!な?」
桜「完璧だもの!」
莉奈「私らの最高の模擬店もあるしね?」
莉奈ちゃんは私の腕を肘でつついた
瑞稀「えへへ。」
私は涙を拭った