私の太陽は?
え?
は?
平野「あ、ゴメン。オモロいそういう所が好きってこと。ゴチャゴチャで、ゴメンな。」
平野君は笑った
平野「井上が頑張ってるところ、必死なところ、無理するところとか……ひっくるめて飯田は好きなんじゃないのか?あくまで俺の推測だが……。」
そんなこと………
輝斗「瑞稀ー!」
遠くから輝斗の声が聞こえる
平野「あっ…。」
瑞稀「あ、とか言わんといてな!」
私は平野君をパシリと叩いた
平野「痛っ……。」
平野君は叩いたところをさすった
輝斗が私たちのところに来た
輝斗「あ……お取り込み中?」
瑞稀「あ……その。」
平野「昨日から体調悪いようだ。救護テントに運んでやってくれないか?」
なんか、クラスでの平野君…!
輝斗「そうか……確かに顔が赤い…。瑞稀行くか。ありがとうな、平野。」
輝斗は私の肩を持った
瑞稀「そっ……。」
私は平野君を見た
平野君は親指を立てグーサインをして、去っていった
あの人……!
瑞稀「私、本当に大丈夫だから!テント帰る……」
輝斗は私を救護テントのほうに連れていった
輝斗「平野………平野と仲いいね。」
それは……ちが……
輝斗「そりゃあ、瑞稀にでも男友達いるもんね。……顔赤いぞ?本当に救護テント行った方が?」
瑞稀「大丈夫!輝斗もすること多いでしょ?私は大丈夫!」
私は走り去った