私の太陽は?
瑞稀「輝斗!輝斗!しっかり!」
輝斗は仰向けに倒れていた
息が荒い
輝斗「み……瑞稀……ハァハァハァ……ハァハァ……ゴホッ。」
苦しそう…!
平野「すいません……飯田?しっかりしろ?」
平野君は駆けつけて、輝斗の胸に手を当てた
瑞稀「輝斗は喘息持ちなの。」
私は平野君に伝えた
平野「やはりな、音が聞こえる。酸素ボンベお願いします!!」
平野君は叫んだ
輝斗「平野……ハァ……すげえな……ハァハァ……なんで……ハァ…わかっ……」
平野「飯田、黙ってないとしんどいぞ。……酸素つけるから、深呼吸。」
平野君は酸素を出しながら輝斗にマスクをつけた
輝斗の息がもっと荒くなった
瑞稀「輝斗!」
私は輝斗の手を握った
小さい時もこんなことがあった
けど、その時は幸運が重なり助かったけど……
平野「過呼吸か……!………保健室に運ぶ。誰か手伝ってくれ!」
平野君は呼びかけた
前田「手伝う!」
原田「手伝います!」
2人が来てくれた
平野「3人……いや、4人ならいけるか。井上も来いよ?」
私は頷いた