私の太陽は?



平野「落ち着いたな……。」
平野君は輝斗から手を離した







輝斗「最後までありがとうな……。」


瑞稀「ありがとう、平野君。」




平野「じゃ……。」
私は平野君をみた













言えよ




平野君の口はそう言っていた










平野君は保健室をでた




輝斗「瑞稀もいって。俺は寝てる。」




瑞稀「いとくよ。」
私は輝斗の手を握った




輝斗「あれ、もう結果発表かな?」





瑞稀「そうちゃうかな?静かになったし。」





輝斗「見てきてよ、俺の代わりに。総合優勝って字を瑞稀に見せたくて、一生懸命走ったら………こうなってしまった。」






瑞稀「ううん、かっこよかった。必死に走ってる姿。」






輝斗「瑞稀……」

瑞稀「好きや!!」






輝斗「え!?」



タイミング間違えた!!




瑞稀「何も無い何も無かったことにする!輝斗見んといて………!」




馬鹿 馬鹿 馬鹿 馬鹿………!












輝斗は私を抱きしめた










輝斗「先言われちゃった。俺、今言おうとしたのに。」







瑞稀「輝斗……。」
私も輝斗を抱きしめた






輝斗「恥ずい。……瑞稀、結果見てきて!」
輝斗はタオルで顔を覆った





瑞稀「う……うん。見て……見てくる!」
私は立ち上がって、保健室をでた









ステージ部門、優勝………5組!








イベント部門、優勝…………3組!







フィールド部門、優勝……………3組!








競技部門、優勝……………6組!














栄えある総合優勝は…………3組!!















私を照らしてくれてたのは

あなただったんですね……!



< 33 / 33 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

死神さん、お願いです!

総文字数/48,583

ファンタジー99ページ

表紙を見る
俺がお前で、お前が俺!?

総文字数/13,922

ファンタジー32ページ

表紙を見る
Studing English

総文字数/348

恋愛(純愛)2ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop