私の太陽は?

6月29日(金)


明日は土曜日〜!休みだぁ!



瑞稀「あ……今日金曜日!?」



麻衣「そやで〜。……まさか完成しないとか?」




瑞稀「う……わからないけど危ないかもしれない。土日とかこれないの?」




麻衣「土日は無理よ。土日できるのはフィールドだけ。言ったよね?え〜完成しないの!?今までみーんなで頑張ってきたのにぃ?計画性無さすぎて……麻衣泣けてきちゃう。どうするのよ?」



瑞稀「放課後とか…。」



前田「放課後は18:00までならいけるよ。やばそうなら、使用許可とっとくし。あ、俺はは放課後野球……部活あっていけへん……クラスに手伝える人手伝ってって呼びかけるし!」




瑞稀「それなら頼みたい…!お願いします!」




日和「私も参加できます!部活後半練なんで!」




瑞稀「ありがとう!」




原田「僕も行きたいんですけどコイツと入れ替わりで……前半練なんスよ。昨日ならこれたのに!!」



日和「どーんまーい。先輩、この教室に集合でいいですか?」



瑞稀「うん!大丈夫!」



日和「原田君をくっつけさせないから。」



瑞稀「え?」



原田「何を言っ!……先輩、気にしなくて作業してください!内田お前……!!」
原田君は持ってたダンボールで日和を払った



──



桜「提灯でけたでぇ。瑞稀ちゃん見て!」



瑞稀「大丈夫、可愛い!!」



莉奈「これ最高やん、完璧!」



瑞稀「内装は順調……問題は外装や。まだ壁に屋根をつける方法も考えられてないし…。」
問題は山ずみだ……



桜「瑞稀ちゃんごめんな。私も部活、水泳あるし行けへんくて。」



瑞稀「ええんやで、気にしんといて。」



莉奈「うち残るし、日和とする!」



瑞稀「考えてくれて……ありがとうな。」




───




後藤「あの……井上さん?今時間ありますか?」



瑞稀「あ……お金関係は全部前田君に。難しかったから…そやから」



後藤「あ、違う違う。イベ長から伝言で。お金が結構余ってて、プラス フィールドとステージのお金がまわってきたから。もうちょっと贅沢に、豪華にできるから買いたいもの買ってって。買い物リスト作っといてだそうです。」



瑞稀「ああ、わかりました。………その、前田君は?」




後藤「あ、チケット販売に。平野君以外の男子と佐々木さんを連れて。」




平野「ジャンケンで負けてお残り〜。悲し〜。」
またまた鶴を折っている平野君



瑞稀「あらら。」



後藤「井上さん、午後から買い出ししたいとも言ってたのでリスト、早めにのほうが…。」



瑞稀「あ、そうかそうか。了解です。今時間あるから教室にペン取りにいって……書く!」
私は模擬店の教室(4階の1-9)から自分の教室(2階の3-3)まで帰った




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