エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
私はふかふかのラグの上に寝かされた。

洋介さんは私に覆いかぶさり上から私を見下ろしていた。

そして私の体に優しく触れる。

緊張でどうにかなりそうな私に洋介さんは「俺を見て」と甘い声で囁いた。

そして吸い寄せられるようにキスをする。

キスは唇から首筋、胸へと移動した。

緊張はピークに達し、恥ずかしさのあまり顔を背けるように横を向く。

「こんなエロい下着つけるのに今更恥ずかしがらないで」

「で、でも」

「ドキドキしてるのは泉だけじゃないよ」

洋介さんが私の手を掴みそれを自分の胸に当てた。

早くて力強い鼓動が手から伝わる。

「だろ?」

そしてクスッと笑みを見せると手を離し私のブラのストラップに手をかけた。

彼の目が「いいか?」と私に同意を求める。

私が小さく頷くと洋介さんの手が私のブラを下にさげた。

誰にも見せたことのない場所に洋介さんが触れる。

ドキドキしているのに、心の底で幸せだと感じてしまうのは今触れているのが洋介さんだから。

洋介さんの触れる場所が私の心と身体を熱くさせ、自分ではない声が部屋に響く。
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