エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
「こずえ。私、初めてだったんだ。初めて心底誰かを好きになったのは。あんな変な契約結んでたけど会えば会うほど好きになって人を好きになるってこんなに人を優しくさせてこんなに胸が苦しくなるんだって初めて知った。だから自分がどうなっても彼が幸せでいてくれるなら……それが私の幸せでもあるの」
こずえは黙って話を聞いていた。
「心配してくれてありがとう。話を聞いてくれて楽になった」
「フ〜ン。で?気持ちは変わらないのね。会社を辞めるってこと」
私は大きく頷いた。
するとこずえが大きなため息を吐いた後何故か後ろを向いた。
「だそうですよ課長」
え?何?どう言うこと?
するとこずえの後ろの席の男性が立ち上がった。
見慣れた後ろ姿はまさしく洋介さんだった。
「どうして?」
「最近の泉、仕事にも全然覇気がなくてため息ばかりついてたのわかってた?だから課長にそれとなく聞いたの。だからあんたたちの関係も実は数日前から知ってました」
「え?」
まさしくドッキリじゃない。
するとこずえが立ち上がった。
「じゃあ行くよ。立って」
「え?どこに?」
「ここにいたらまた誰かに写真撮られるんじゃないの?」
気づけばこずえの後ろにいた課長の姿はもうなかった。
「彼氏のバーに行くよ」
私は頭が真っ白なままこずえと店を出てタクシーを拾うとこずえの彼氏が働いているバーへと向かった。
こずえは黙って話を聞いていた。
「心配してくれてありがとう。話を聞いてくれて楽になった」
「フ〜ン。で?気持ちは変わらないのね。会社を辞めるってこと」
私は大きく頷いた。
するとこずえが大きなため息を吐いた後何故か後ろを向いた。
「だそうですよ課長」
え?何?どう言うこと?
するとこずえの後ろの席の男性が立ち上がった。
見慣れた後ろ姿はまさしく洋介さんだった。
「どうして?」
「最近の泉、仕事にも全然覇気がなくてため息ばかりついてたのわかってた?だから課長にそれとなく聞いたの。だからあんたたちの関係も実は数日前から知ってました」
「え?」
まさしくドッキリじゃない。
するとこずえが立ち上がった。
「じゃあ行くよ。立って」
「え?どこに?」
「ここにいたらまた誰かに写真撮られるんじゃないの?」
気づけばこずえの後ろにいた課長の姿はもうなかった。
「彼氏のバーに行くよ」
私は頭が真っ白なままこずえと店を出てタクシーを拾うとこずえの彼氏が働いているバーへと向かった。