エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
上映時間を見ると後20分で始まる。
洋介さんとチケットを購入すると「ドリンク買ってくるからちょっと待ってて」と言われ少し離れたところで待っていた。
そして並んでいる洋介さんの方を見ると、前に並んでいる女性が洋介さんを見ているのか何度も振り向いている。
やはりあれだけのイケメンだったら振り向きたくもなるよね。
*
「お待たせ行こうか」
「はい」
洋介さんは大きなドリンクを1つとポップコーンを買ってきた。
「このドリンクすごく大きくないですか?」
「ん?これは二人で飲むんだ。ストロー二本さして」
「え?二人で?」
「恋人らしくていいだろ?」
いや恋人じゃなくて愛人ですがなんて人の多い場所では言えなかった。
私たちは一番後ろの真ん中の席に座った。
そして私と洋介さんの間にあるホルダーにドリンクを置く。
本当にストローが二本だ。
「ポップコーンだけどキャラメル味でよかった?」
洋介さんが差し出した。
「キャラメル味大好き」
「それはよかった」
私は緊張をほぐす様にポップコーンを口に放り込む。
「おいひ〜」
ほろ苦いキャラメル味が美味しくて手が止まらなくなる。
「俺にも頂戴」
洋介さんに言われポップコーンを差し出すと「そうじゃなくて」と言って口を開けてきた。
「え?ちょ、ちょっと恥ずかしいんですが」
「なに言ってんの。一番後ろだし誰も観てないよ。俺はそのために一番後ろを選んだんだからほら、あーん」
ええ?どうしよう。
洋介さんとチケットを購入すると「ドリンク買ってくるからちょっと待ってて」と言われ少し離れたところで待っていた。
そして並んでいる洋介さんの方を見ると、前に並んでいる女性が洋介さんを見ているのか何度も振り向いている。
やはりあれだけのイケメンだったら振り向きたくもなるよね。
*
「お待たせ行こうか」
「はい」
洋介さんは大きなドリンクを1つとポップコーンを買ってきた。
「このドリンクすごく大きくないですか?」
「ん?これは二人で飲むんだ。ストロー二本さして」
「え?二人で?」
「恋人らしくていいだろ?」
いや恋人じゃなくて愛人ですがなんて人の多い場所では言えなかった。
私たちは一番後ろの真ん中の席に座った。
そして私と洋介さんの間にあるホルダーにドリンクを置く。
本当にストローが二本だ。
「ポップコーンだけどキャラメル味でよかった?」
洋介さんが差し出した。
「キャラメル味大好き」
「それはよかった」
私は緊張をほぐす様にポップコーンを口に放り込む。
「おいひ〜」
ほろ苦いキャラメル味が美味しくて手が止まらなくなる。
「俺にも頂戴」
洋介さんに言われポップコーンを差し出すと「そうじゃなくて」と言って口を開けてきた。
「え?ちょ、ちょっと恥ずかしいんですが」
「なに言ってんの。一番後ろだし誰も観てないよ。俺はそのために一番後ろを選んだんだからほら、あーん」
ええ?どうしよう。