エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
でもこんなに楽しくて良いの?と思う部分もある。
だって彼とは恋人でもなければ婚約者でもない。
単なる契約上の愛人。
私が結婚するまでの期限付きの関係だ。
そして明日になれば私は婚約者と会う。
「泉?」
「な、何?」
「おにぎり持ったまま考え込んでいたから……」
「なんでもないよ。この後どのコースで回ろうかと考えてただけだから」
そうよ。今日は憧れのテーマパークデートなんだから明日のことなんか考えちゃダメなんだから。
お昼を食べ終えた私たちはジェットコースターなどの乗り物に乗った。
その後キャラクターショップに入った。
テーマパークのキャラクターである猫の耳をかたどったカチューチャは人気アイテム。
ラメのついたものやもふもふしたものなどバリエーションは豊富。
その中からニューアイテムと書いてあるピンクのカチューシャを手にとった。
「可愛い」
でも年齢的にどうだろ?
若い子は無条件で似合うだろうけどアラサーの私に似合うだろうか?
すると洋介さんが私の持っていたピンクのカチューチャを取り上げ私の頭につけた。
「すげ〜可愛い。見た目マイナス5歳」
悪戯っ子の様な目でまじまじと私を見ている。
「マ、マイナス5歳って……だったら洋介さんもつけてよ」
私は同じタイプの黒のカチューシャを取った。
ここでは男性も猫耳をつけているのが普通だから洋介さんがつけたって大丈夫なのだ。
「俺はいいよ」
断る洋介さんを見たら余計猫耳姿を見たくなる私。
「ダメ。これは……命令」
すると洋介さんは不服そうに黒のカチューシャを自分の頭につけた。
そして睨む様な目で私を見た。
「これでいいんだろ?」
完全に拗ねてるけどかっこよくて可愛いって……反則じゃない?
だって彼とは恋人でもなければ婚約者でもない。
単なる契約上の愛人。
私が結婚するまでの期限付きの関係だ。
そして明日になれば私は婚約者と会う。
「泉?」
「な、何?」
「おにぎり持ったまま考え込んでいたから……」
「なんでもないよ。この後どのコースで回ろうかと考えてただけだから」
そうよ。今日は憧れのテーマパークデートなんだから明日のことなんか考えちゃダメなんだから。
お昼を食べ終えた私たちはジェットコースターなどの乗り物に乗った。
その後キャラクターショップに入った。
テーマパークのキャラクターである猫の耳をかたどったカチューチャは人気アイテム。
ラメのついたものやもふもふしたものなどバリエーションは豊富。
その中からニューアイテムと書いてあるピンクのカチューシャを手にとった。
「可愛い」
でも年齢的にどうだろ?
若い子は無条件で似合うだろうけどアラサーの私に似合うだろうか?
すると洋介さんが私の持っていたピンクのカチューチャを取り上げ私の頭につけた。
「すげ〜可愛い。見た目マイナス5歳」
悪戯っ子の様な目でまじまじと私を見ている。
「マ、マイナス5歳って……だったら洋介さんもつけてよ」
私は同じタイプの黒のカチューシャを取った。
ここでは男性も猫耳をつけているのが普通だから洋介さんがつけたって大丈夫なのだ。
「俺はいいよ」
断る洋介さんを見たら余計猫耳姿を見たくなる私。
「ダメ。これは……命令」
すると洋介さんは不服そうに黒のカチューシャを自分の頭につけた。
そして睨む様な目で私を見た。
「これでいいんだろ?」
完全に拗ねてるけどかっこよくて可愛いって……反則じゃない?