エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
私たちはその後もいろんなアトラクションを楽しみデートを満喫した。

そして夜のパレードが近づいてきた。

人が多く集まるパレードコース周辺を避け私たちは少し離れたベンチに座った。

「一日中いる必要なあるのかって最初は思ってたけど、案外楽しめるもんだな」

「そうでしょ?やっぱり最後はパレードと花火を見なくちゃ」

そう、ここのテーマパークは夜のパレードが人気だが、最後の花火もすごくロマンチックなのだ。

そして始まったパレード。

イルミネーションのパレードは圧巻だった。

光に包まれたテーマーパークは幻想的でいつまでも見ていられる。

「すごいな」

「でしょ?これ見たさにみんな場所取りしたりするんだから」

洋介さんは納得する様に頷いた。

そして30分続いたパレードが終わるとパーク内が真っ暗になった。

それと同時に花火が打ち上げられた。

大きな打ち上げ花火が上がるたびに大きな歓声が湧き上がる。

「綺麗」

私たちの座っている場所は花火がとても近く感じる場所だった。

綺麗だけど……この花火が終わったらデートも終わり。

寂しいと思うのは私だけ?

すると洋介さんが私を抱き寄せ私を見た。
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