エリート上司を煽ったら極情愛を教え込まれました
だが更なる問題が。
お昼をホテル内のレストランで食べた。
食後にコーヒーをなにげ飲んでいるとお母様が何かを思い出したかのようにスマホを取り出し私に画像を見せた。
それは動画だった。
よく見るとそれはマンションのようだった。
「あの……これは」
「あなたたちの新居よ」
「え?」
お母様が私に見せたのはマンションのショールームだった。
「どう?素敵じゃない」
「はあ……」
なんと答えるのが模範的なんだろうと言葉に悩んでいると、お母様は話を続ける。
「もちろん、いずれは同居してもらうけど……新婚はね〜二人きりの方がいいと思って。うちからも近いし交通の便もいいのよ。だからもうお部屋押さえてきちゃった」
これにはさすがに目が点になった。
なんで勝手に決めてしまうの?
「母さん、いくらなんでもちょっと気が早いんじゃないのか?」
「何言ってるの。ここは立地もいいからすごい人気があるのよ。それにあなたたちに子供ができたら私だって面倒みたいじゃない?」
だめだ。もう完全に暴走している。
下手に止めようもんなら2倍3倍になって返ってくるに違いない。
それに今お母様に対してちゃんと言い返せるのは明久さんしかいない。
すると明久さんが大きなため息を吐いた。
「あのね母さん。子供ができたらなんて、できるのが当たり前のような言い方はよくないよ。今は欲しくてもできない人は多いんだからね」
お母様は納得できないのか不機嫌そうに横を向いた。
だけど私は今の明久さんの言葉を素直に受け止めることができなかった。
お昼をホテル内のレストランで食べた。
食後にコーヒーをなにげ飲んでいるとお母様が何かを思い出したかのようにスマホを取り出し私に画像を見せた。
それは動画だった。
よく見るとそれはマンションのようだった。
「あの……これは」
「あなたたちの新居よ」
「え?」
お母様が私に見せたのはマンションのショールームだった。
「どう?素敵じゃない」
「はあ……」
なんと答えるのが模範的なんだろうと言葉に悩んでいると、お母様は話を続ける。
「もちろん、いずれは同居してもらうけど……新婚はね〜二人きりの方がいいと思って。うちからも近いし交通の便もいいのよ。だからもうお部屋押さえてきちゃった」
これにはさすがに目が点になった。
なんで勝手に決めてしまうの?
「母さん、いくらなんでもちょっと気が早いんじゃないのか?」
「何言ってるの。ここは立地もいいからすごい人気があるのよ。それにあなたたちに子供ができたら私だって面倒みたいじゃない?」
だめだ。もう完全に暴走している。
下手に止めようもんなら2倍3倍になって返ってくるに違いない。
それに今お母様に対してちゃんと言い返せるのは明久さんしかいない。
すると明久さんが大きなため息を吐いた。
「あのね母さん。子供ができたらなんて、できるのが当たり前のような言い方はよくないよ。今は欲しくてもできない人は多いんだからね」
お母様は納得できないのか不機嫌そうに横を向いた。
だけど私は今の明久さんの言葉を素直に受け止めることができなかった。