陽だまりの中のきみへ
「みっちゃん去年何組ー?」

「5組だよー」

「そなんだっ!私7組だったー」

「意外に近い!」

他愛もない話をして、笑い合う。
この子が落ち着いているからか、さっきまでの明るい子たちの中にいるよりもずっと楽だった。

陰キャラとか、陽キャラとか、そういう風によく分けられる、けど。
私はどっちなんだろうな。
人見知りで、菜月みたいに誰とでも仲良くなれるわけじゃないし。

私は最近、そんなこともよく悩んだりしてしまう。
< 4 / 4 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop