泡沫の記憶
「脆くて儚い夏の話」

茹だるように暑かった

夏のあの日



今でも

鮮明に憶えてる



君の匂い

君の感触

君の声



忘れようとしてる

自分がいる



あの日は

なかった



オレの中で

処理しようとしてる記憶



あの日の君は

もぉいない



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