泡沫の記憶

「ねぇ…なに…?キミ」



「私もたまたまこっちです」



「…」



助けてくれた男性の後ろを歩いてた


こーゆーのストーカーっていうの?



「この先、オレのアパートしかないけど…」



「…」



「アパートまで同じことないだろ」



「…」



「泊めないから、絶対!」



「…」




バタン…



アパートのドアが閉まった



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