恋は青空の下で
「あお、おはよ!」


「わっ!ちーちゃんおはよ〜笑」


後ろから勢いよく抱きついてきたのは、樹 千歳(いつきちとせ)。


小学の頃からの親友。


「なに、青空コンビでまた仲良く登校?私も仲間に入れろーーーっ!」


頭を勢いよくわしゃわしゃされる。


「も、ちーちゃんやめてよぉ、笑」


はいはい、としょうがなさそうに手を止める。



青空コンビとは私と想良のことだ。


昔からいつも隣には想良がいて、名前も「あお」と「そら」だから、青空コンビ。


そうやってみんなからからかわれたりしてるから、想良はどう思っているんだろう。


私は別に嫌いじゃないんだけどさ、。
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