恋は青空の下で
部活終わり。
体育館の扉から美術室を覗いても蒼の姿は見えない。


それもそうだよなぁ、、文化部の方が終わるの早いし。


少し気分が落ちる。


外にある水道で乱暴に頭を洗い、わしゃわしゃとタオルで拭く。


「、、、帰るか」


ぼそっと呟く。


帰る支度をして学校の正面玄関を出たらそこには


「あ、あお?!帰ったんじゃ、、」


「えへへ、待ってた、笑」


ちょこんと立っている蒼が居た。


「一緒に帰ろ!」


蒼がニコッと笑う。
夕日に照らされて、すごくかわいい。


「おう、蒼探してた、帰ろ」


蒼がうん!っと頷く。








あぁ、好きだなぁ。
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