優しい温もり【完結】

いきなりすごい音がし、横に人がいる気配がした。

「先月からお世話になっている”やまむら　みゆ”です。
よろしくお願いします。」
目を向けると、深々とお辞儀をした姫がそこにいた。

・・・・・・・

俺は一瞬何が起きたか理解ができず固まっていた。
隣の大樹を見ると　鳩が豆鉄砲をくらった様な顔をしていた。

「ぶっ・・はははは・・・・・お前の妹　最高！！」
思わず吹き出していた。
姫　めちゃくちゃおもしろい。
笑い止まんねーかも・・・・・。

ぱっと見は、綺麗系なのに・・・・天然ちゃん？
しかも笑い続ける俺を不思議な顔で見ているし。
第一印象と違くね？

ダメだ・・・・当分・・・俺・・・・立ち直れね。