優しい温もり【完結】
「はいはい、頼。 その辺にしてやって。」
大樹の呆れた表情で、俺に目を向けていた。
俺はちらっと彼女を見た。
彼女は真っ赤な顔をして、ちょこんと座っていた。

俺はとりあえず名刺を出し、自己紹介をした。

俺と姫の挨拶が終わった頃、大樹が姫を帰らせた。
もう少し彼女を観察したいと思ったが、これから大樹と仕事の打ち合わせが残っていた。
俺は名残惜しそうな彼女を笑顔で見送った。
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