優しい温もり【完結】
あの日、橘 頼朝の正体を知ってから
私は橘先生の授業を真面目に受けるようになった。
相変わらず、ダサ男のまま。
何かボソボソ言っているだけだと思っていた授業は、綺麗な文字と丁寧な説明で意外と解り易い。
最近では、邪魔な前髪を掻き揚げ、ずり下がったメガネをクイって中指で押し上げる そんなしぐさにドキッとした。
しかも、ずれ下がったメガネを直す、動作がとても可愛く見えたり・・・・。
これでイケメン頼くんだったら、本当に生徒や周りの教師が放ってはおかないだろう。
だから今は ダサ男でいいかな。
素顔を知っているのは私だけ・・・・・なんて思いたいから。
私は橘先生の授業を真面目に受けるようになった。
相変わらず、ダサ男のまま。
何かボソボソ言っているだけだと思っていた授業は、綺麗な文字と丁寧な説明で意外と解り易い。
最近では、邪魔な前髪を掻き揚げ、ずり下がったメガネをクイって中指で押し上げる そんなしぐさにドキッとした。
しかも、ずれ下がったメガネを直す、動作がとても可愛く見えたり・・・・。
これでイケメン頼くんだったら、本当に生徒や周りの教師が放ってはおかないだろう。
だから今は ダサ男でいいかな。
素顔を知っているのは私だけ・・・・・なんて思いたいから。