優しい温もり【完結】
エントランス前には真っ赤なスポーツカー。車に興味のない私でもかっこいいって思ってしまう。
その車の助手席側にもたれかかり、タバコを吸っている彼。
初めてみた私服は、ジーンズに黒のポロシャツ。シンプルなのにめちゃくちゃカッコイイ。しかもキャップをかぶり、顔全開。
車に負けず、かっこいい彼に見惚れてしまうほど・・・。
うなるような暑さを忘れさせてくれるほどの、爽やかな笑顔。
「おはよう。姫」
私を確認すると優しい笑顔を向け、助手席のドアを開けてくれた。
なんて自然な動き。そういえば、夜空を見た夜もドアを開けてくれたよね。
そんな動きですら、大人の男を感じてしまい・・・また私の心は異常なリズムを刻みだした。
「お・・おはよう。」
あまりに彼が輝いてみえて、恥ずかしくてどうしていいか分からなかった。
「なに、緊張中?
今日は姫じゃないね。まぁどっちでもいいけど・・・」
姫??・・・あぁ夜モードの私ね。
起きたのさっきだし・・・ってそれがバレてる??
でも今日の頼くん、なんだか楽しそうだなぁ・・・って思っていた。
それからとりあえず飯って言われ、連れてこられたレストラン。
可愛い感じの店内。普段から私だけでも来られそうな雰囲気に一安心。
高級料理店に連れて行かれたら、どうしようかって内心ドキドキしていたから。
いつも大ちゃんとご飯っていうと、高級店すぎて落ち着かないし・・・・。
頼くんと一緒にお出かけって初めてだよ。
緊張していたはずなのに・・・いつの間にかいつもの私になっていた。
学校とも、バイト中とも違う、素の私に。
「さて、腹ごしらえも出来たし、次行くぞ。」
って言われて連れてこられたのが、カリスマ美容師で有名な美容室。
予約も取れないって聞いたことがある。
その車の助手席側にもたれかかり、タバコを吸っている彼。
初めてみた私服は、ジーンズに黒のポロシャツ。シンプルなのにめちゃくちゃカッコイイ。しかもキャップをかぶり、顔全開。
車に負けず、かっこいい彼に見惚れてしまうほど・・・。
うなるような暑さを忘れさせてくれるほどの、爽やかな笑顔。
「おはよう。姫」
私を確認すると優しい笑顔を向け、助手席のドアを開けてくれた。
なんて自然な動き。そういえば、夜空を見た夜もドアを開けてくれたよね。
そんな動きですら、大人の男を感じてしまい・・・また私の心は異常なリズムを刻みだした。
「お・・おはよう。」
あまりに彼が輝いてみえて、恥ずかしくてどうしていいか分からなかった。
「なに、緊張中?
今日は姫じゃないね。まぁどっちでもいいけど・・・」
姫??・・・あぁ夜モードの私ね。
起きたのさっきだし・・・ってそれがバレてる??
でも今日の頼くん、なんだか楽しそうだなぁ・・・って思っていた。
それからとりあえず飯って言われ、連れてこられたレストラン。
可愛い感じの店内。普段から私だけでも来られそうな雰囲気に一安心。
高級料理店に連れて行かれたら、どうしようかって内心ドキドキしていたから。
いつも大ちゃんとご飯っていうと、高級店すぎて落ち着かないし・・・・。
頼くんと一緒にお出かけって初めてだよ。
緊張していたはずなのに・・・いつの間にかいつもの私になっていた。
学校とも、バイト中とも違う、素の私に。
「さて、腹ごしらえも出来たし、次行くぞ。」
って言われて連れてこられたのが、カリスマ美容師で有名な美容室。
予約も取れないって聞いたことがある。