隠り世の万屋さん
序の舞 青年死す
「あ、危ない!!」


少年はある日道路に飛び出した
小さな子供を助けた。


その為に少年は死んでしまった…。


目を覚ますとそこは知らない船の上。


前には真っ黒なマントを羽織った男。


「…誰、ですか?ていうか、此処、どこ?」


「おやおやお目覚めですか」


男は優しいトーンで話す。


「私は死神。貴方は小さな子供を助けて
 お亡くなりになったんですよ。」


「…え」


「取り敢えず此処らへんですかね」


「?」


「それではお元気で詔様」


「え、うぁぁぁぁぁ!!」
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