18歳で父になった。
遊園地であそび疲れた柚子葉は
夜ご飯の場所へと移動の車で爆睡をしていた。
そんな柚子葉も、ちょっと豪華なハンバーグのお店に着くと食い意地も人一倍のため飛び起きてルンルンなのだ。
よく食べるのまでも俺に似てしまったのか…。
顔は柚子に似てるんだけど。
「美味しい!!この旗持って帰っていいかな??」
「んー、持って帰るのはやめようか」
「わかった!」
柚子葉はパクパクと頼んだハンバーグを口の周りを汚しながら食べて、刺さっていた旗をクルクルと回す。
「さて、ここで柚子葉に報告があります!」
口の周りを少し吹いてあげながら、そう俺が切り出すと柚子葉はキョトンと目を丸くさせた。
「来月、柚子葉の誕生日の日から、パパとママと柚子葉の3人でお引越ししましょう」
「お引越し??」
「そう、柚子葉の誕生日から3人で一緒に暮らせるぞ〜」
そう、これがサプライズ。
この日のために家も借りて、大体の家具の搬入とかも全部終えている。あとは俺らが引っ越すだけだ。
柚子葉も小学生だし
俺も卒業するし、恋雪と一緒に住みたいと言っていた柚子葉の夢を叶えてあげようと言うことになったのだ。
もちろん簡単に決めたわけじゃない。
本当にいいのか何度も何度も迷ったけど
それでも俺は2人をら幸せにしたいと思った。
なら、一緒に住んで
恋雪は仕事をやめると言うことに落ち着いたのだ。