元最強女総長は甘くない。

接触





「ふぁあ……」




今日は一段とまぶたが重たく感じる。




「学校行こ…」




さっさと用意をして家を出る。




外を見てほっと息を着く。




今日はいない、よかった。




なんだか不安になる曇り空を眺めながら学校へ登校した。




教室に着くと鈴菜がよってきた。




「おっはよ、紗良~!今日も可愛い♡」




そろそろ鈴菜の冗談にも慣れてきた。




「それは鈴菜ね」




軽く流してから2人とも席に戻る。




さて、今日も一日頑張るぞ。




そして、無事全授業を終えた私たちは帰る用意をしていた。




…とそんな時だった。




教室中がざわめいた。




< 117 / 158 >

この作品をシェア

pagetop