元最強女総長は甘くない。
接触
「ふぁあ……」
今日は一段とまぶたが重たく感じる。
「学校行こ…」
さっさと用意をして家を出る。
外を見てほっと息を着く。
今日はいない、よかった。
なんだか不安になる曇り空を眺めながら学校へ登校した。
教室に着くと鈴菜がよってきた。
「おっはよ、紗良~!今日も可愛い♡」
そろそろ鈴菜の冗談にも慣れてきた。
「それは鈴菜ね」
軽く流してから2人とも席に戻る。
さて、今日も一日頑張るぞ。
そして、無事全授業を終えた私たちは帰る用意をしていた。
…とそんな時だった。
教室中がざわめいた。