短編小説集 (恋愛)
恋愛初心者達の恋
「先輩〜!」
ドキッ!
今日はホワイトデー。そしてバレンタインに後輩の咲真くんに本命チョコをあげた。
そのお返しが来るのはいつかと誰かに「先輩」と呼ばれる度に反応してしまう。
「ああ、涼くん。どうしたの?」
「バレンタインデーに義理チョコ貰ったんで、お返しです」
「ありがとう」
「できれば今開けてもらってもいいですか」と言う彼を前に紙包を開ける。
「わぁ、桜のクッキー!あれ、紙が1枚入ってる…」
私がそう言うと彼はなぜか赤くなる。
そこに書いてあったのは…。
「好きです…?」
『好き』⁉︎
「ええっ⁉︎」
ドキッ!
今日はホワイトデー。そしてバレンタインに後輩の咲真くんに本命チョコをあげた。
そのお返しが来るのはいつかと誰かに「先輩」と呼ばれる度に反応してしまう。
「ああ、涼くん。どうしたの?」
「バレンタインデーに義理チョコ貰ったんで、お返しです」
「ありがとう」
「できれば今開けてもらってもいいですか」と言う彼を前に紙包を開ける。
「わぁ、桜のクッキー!あれ、紙が1枚入ってる…」
私がそう言うと彼はなぜか赤くなる。
そこに書いてあったのは…。
「好きです…?」
『好き』⁉︎
「ええっ⁉︎」