短編小説集 (恋愛)

「彼氏いるの?」と聞かれると、「いないけど、なんで? この見た目でこの性格だからモテないんだよねー」と返す。







誰だってそんなふうに言われた後に告白しようなんて思わないだろう。






「好きです」と告白されると、「あはは。わかってるよ、私も好きだよ。大切な友達」と笑顔で返す。







1番衝撃的だったのは、僕が「キスしてもいいですか?」と聞いた時、「そういうのは好きな人にいいなよ」と諭されたことだ。







耳を疑ったし、「なんでわからないの?」とも思った。






でもそれが彼女だった。




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