俺がしあわせにします
3.幼なじみの仲
修二とハル
「おかわり!」
ダンッ!
革製のコースターの上に俺はグラスを勢いよく置いた。
「はいはい、今度はハーブティーにする?それとも緑茶?」
店主が俺にお茶を勧める。
「ハル!いつまで待ったら酒出てくんだよ!ヤケ酒しにきてるのに!」
「酔ったら、ちゃんと話聞けないでしょ、はい、プレミアム緑茶」
ハルは、やれやれと半分呆れ顔で、俺の目の前にプレミアム緑茶とやらを置く。
「たく、なにプレミアム緑茶って?」
ムカついて悪態をついた。
「もうすぐ修二来るから。酒なんて飲ませたら、俺があいつに恨まれちゃうじゃん」
俺の言葉は華麗に、スルー。
腹なんて全然立てないで、飄々と言ってのける。
それがまたムカついて、俺はグラスを一気に空にした。
「もったいないなあ、せっかくの。もっと味わって飲めよ。味わかんなかったろ?」
全然残念がってない。
むしろ笑ってる。
こいつはいつもそうだ。
ムカついてても、こっちが戦意喪失する。
「セリフとカオがあってないよ、ハル」
「そう?」
やっぱり、怒ってるのがバカらしくなってくる。
ダンッ!
革製のコースターの上に俺はグラスを勢いよく置いた。
「はいはい、今度はハーブティーにする?それとも緑茶?」
店主が俺にお茶を勧める。
「ハル!いつまで待ったら酒出てくんだよ!ヤケ酒しにきてるのに!」
「酔ったら、ちゃんと話聞けないでしょ、はい、プレミアム緑茶」
ハルは、やれやれと半分呆れ顔で、俺の目の前にプレミアム緑茶とやらを置く。
「たく、なにプレミアム緑茶って?」
ムカついて悪態をついた。
「もうすぐ修二来るから。酒なんて飲ませたら、俺があいつに恨まれちゃうじゃん」
俺の言葉は華麗に、スルー。
腹なんて全然立てないで、飄々と言ってのける。
それがまたムカついて、俺はグラスを一気に空にした。
「もったいないなあ、せっかくの。もっと味わって飲めよ。味わかんなかったろ?」
全然残念がってない。
むしろ笑ってる。
こいつはいつもそうだ。
ムカついてても、こっちが戦意喪失する。
「セリフとカオがあってないよ、ハル」
「そう?」
やっぱり、怒ってるのがバカらしくなってくる。