俺がしあわせにします
「そろそろ帰るか」

修二がよく飲んだとでも言いたげに、空の瓶を片付け始める。

「いいよ、修二。明日俺がやるから」

ハルが修二に声をかける。

「いいって。こっち持ってっとくだけだから」

「ありがとう」

「颯多そろそろ帰るぞ。歩けるか?」

二人と気分良くしこたま酒を飲んだ俺は立ち上がろうとして、一瞬フラついた。

ガシッと腕を掴まれる。

「大丈夫か?まだ、ショック受けてんの?それとも酔っ払い?」

修二が笑顔でフラついている体を支えてくれた。

「酔っ払い〜(#^^#)」

ヘロヘロになりながら上機嫌で答えた。

時計の針は夜の深い時間を指していた。
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