俺がしあわせにします
「というわけで、二人の応援、助言のお陰で、俺は無事、告白できました!ありがとう」
これだけはきちんと言いたかったから、仕切り直して、頭を下げた。
「何言ってんだよ。別に俺たちがどうこう言わなくても、おまえはちゃんと告白できたよ。な、ハル?」
笑顔で修二がハルに確かめる。
「まぁ。そうだなあ、きっと言わずにいられなくなっただろうしね」
「そうそう」
ハルの言葉に修二は笑顔で頷く。
確かに俺は、
2年の片思いの結末を知りたかった。
今のままの関係を壊したくないから、このまま終わってもいいと思いながらも、やはり・・・
日々、きっかけをさがしていたのかもしれない。
俺からの告白なんて、これっぽっちも考えていない彼女の懐に飛び込むゴーサイン。
まさかそれが、上司との不倫現場で、眼中に全く入っていないことを知らされた瞬間がゴーサインだなんて。俺も考えもしなかったけど。
「やっとスタートラインに立てたってところだけどね」
俺は二人に少し作った笑顔で答えた。
「大丈夫!自信持て!こんなに可愛いイケメンほっとけないって!!彼女すごい意識するようになるよ」
「そうだな。何かしら変化はあるだろうね」
「うん、俺ももっとアピールするつもり。夢だったとか思われるのはヤだしね」
二人の前で素直に気持ちを吐き出せた。
これからの自分に前向きに向き合うことができるようになった。
気がした。
これだけはきちんと言いたかったから、仕切り直して、頭を下げた。
「何言ってんだよ。別に俺たちがどうこう言わなくても、おまえはちゃんと告白できたよ。な、ハル?」
笑顔で修二がハルに確かめる。
「まぁ。そうだなあ、きっと言わずにいられなくなっただろうしね」
「そうそう」
ハルの言葉に修二は笑顔で頷く。
確かに俺は、
2年の片思いの結末を知りたかった。
今のままの関係を壊したくないから、このまま終わってもいいと思いながらも、やはり・・・
日々、きっかけをさがしていたのかもしれない。
俺からの告白なんて、これっぽっちも考えていない彼女の懐に飛び込むゴーサイン。
まさかそれが、上司との不倫現場で、眼中に全く入っていないことを知らされた瞬間がゴーサインだなんて。俺も考えもしなかったけど。
「やっとスタートラインに立てたってところだけどね」
俺は二人に少し作った笑顔で答えた。
「大丈夫!自信持て!こんなに可愛いイケメンほっとけないって!!彼女すごい意識するようになるよ」
「そうだな。何かしら変化はあるだろうね」
「うん、俺ももっとアピールするつもり。夢だったとか思われるのはヤだしね」
二人の前で素直に気持ちを吐き出せた。
これからの自分に前向きに向き合うことができるようになった。
気がした。